経営戦略の真髄
1、戦略とは何かを知る--戦略概念を理解し、戦略の定石を知る
新しい戦いにいかに有利に勝つか
2、意志を持つ--戦略課題解決の方向性は経営の意志で定まる
確固たる戦略課題解決の意志をもつ
育て上げる経営の意志
3、戦略空間を決める--戦略課題解決の範囲を定めておく
どのくらい時間をかけるか
事業領域を線引きする
4、事実に向き合う--データで事実を徹底的に見定める
戦略課題設定の第一歩は現状把握
ファクトベースの3つの効用
5、課題の本質に迫る--問題の理由をしつこく探って戦略課題を設定する
課題設定7割、作業3割
「なぜ」の繰り返し
6、ターニングポイントをにらむ--変化の先を見通して立ち位置を知る
ターニングポイントに事業機会がある
躍進と危機のなかで
7、現場主義に徹する--現場観察で問題の根源を探る
現場の判断か、本部の指示か
現場は宝の山である
8、視点を持つ--いつもと違う立ち位置から情報を分析する
「視点」で戦略の自由度が変わる
ベンチマーキングで視点を見つける
9、解決仮説を立てる--仮説‐検証の繰り返しで解決策へとつなげる
仮説―検証サイクルを回す
現象を見抜く洞察力を磨く
10、右脳と左脳を使う--創造と論理を融合させて解を導く
脳には芸術家と判事が住んでいる
MECE(相互背反・集合網羅。漏れなく、重複なく、全体として集合化する枠組み)とロジック ツリー(現象や課題の要素をツリー状の階層に分解して整理する)で論理力(因数分解と構造化)を鍛える
不常識な発想術
11、設計力を高める--勝ちパターンの事業構造を作る
マーケティングと財務を融合させる
勝ちパターン
12、あるべき姿にこだわる--前例に頼ることから脱却する
課題解決を阻む組織的障壁
聞き文でなく、自分の言葉で話す
あるべき姿を妥協しない
13、戦略転換を図る--事業を絞り込んで得意分野にフォーカスする
何を捨て、何を残すのか
歴史との欠絶
一点集中で強みを増幅する
14、「見える化」する--効果を数値化して有効性を判断する
「見える化」の課題解決効果
可視化できない戦略課題解決はない
15、具体化する--明日実行できるようにアクションを詳細化する
打ち手と期待成果を詳細化する
動詞型で成功させる
16、展開シナリオを描く--先を見越した実行プロセスを綿密につくり込む
先の手を読んだシナリオが描けるか
破壊と創造
17、決断する--不確実な状況でも早めに判断する
勇気と実行力と60%の判断
信念と先見性のある決断
18、モニタリングを行う--指標を設定し軌道修正に備える
難局脱出の突破口を見つける
KGI(重要目標達成指標)達成を左右するKPI(重要業績評価指標)
19、コミットメントを引き出す--実行段階で起こり得る社内反応に備える
解決策の確度を上げる組織内対策
退路を断つ
燃える集団をつくる
小さな成功を早めに生む
組織内へのコミュニケーション
20、結果にこだわる--結果を出してこそ課題解決努力が価値に変わる
頑固な執念
逃げずに失敗に向き合う
21、仕組みをつくる--戦略課題解決能力の高い組織づくりを
課題解決を実行する体質をつくる
「万物流転」を逃げれる仕組みづくり
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