下町ロケット・ゴースト and ヤタガラス

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下町ロケット・ゴースト
 この秋放映されるとか、次作のヤタガラスと同時になるか興味深々です。




    宇宙から人体へ。次なる部隊は大地。
   佃製作所の新たな戦いの幕が上がる。
   倒産の危機や幾多の困難を、社長の佃航平や社員たちの、熱き思いと諦めない姿勢で切り抜けてきた大田区の町工場「佃製作所」。
   高い技術に支えられ経営は安定していたかに思えたが、主力であるロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、大口取引先からの非情な通告、そして、番頭・殿村の父が倒れ、一気に危機に直面する。ある日、父の代わりに栃木で農作業する殿村のもとを訪れた佃。その光景を眺めているうちに、佃はひとつの秘策を見出だす。
   それは、意外な部品の開発だった。ノウハウを求めて伝手を探すうち、佃はベンチャー企業にたどり着く。彼らは佃にとって敵か味方か。大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドが胸を打つ!大人気シリーズ第三弾!!



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下町ロケット「ヤタガラス」

下町ロケット「ヤタガラス」池井戸 潤 著 小学館


2018年10月放映、ドラマ「下町ロケット」(TBS日曜劇場)新シリーズの原作小説『下町ロケット ゴースト』に連なる、「宇宙から大地」編、クライマックスへ――!

社長・佃航平の閃きにより、トランスミッションの開発に乗り出した佃製作所。果たしてその挑戦はうまくいくのか――。
ベンチャー企業「ギアゴースト」や、ライバル企業「ダイダロス」との"戦い"の行方は――。
帝国重工の財前道生が立ち上げた新たなプロジェクトとは一体――。
そして、実家の危機に直面した番頭・殿村直弘のその後は――。

大きな挫折を経験した者たちの熱き思いとプライドが大激突!
準天頂衛星「ヤタガラス」が導く、壮大な物語の結末や如何に! ?
待望の国民的人気シリーズ第4弾! !

ゴーストがこの秋のドラマ原作前篇、このヤタガラスが後篇ということだろう。ゴーストで振り出されたストーリーが抜群のテンポで回収されていく。さらなるシリーズの展開も予感させる読後感の良さ。池井戸節に文句なし!

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このページは、blogskawano.netが2018年8月27日 17:55に書いたブログ記事です。

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