Ｎ市公共施設再生事業の概要

このようにＮ市も施設別、事業別の会計情報をもとに、将来展望を目指した「事業論」を樹立し、それに基づいた「予算づくり」にしなければ、結び付けていかなければと思い ます。 事業別セグメント会計情報は、従来の歳入歳出会計を財務 4 表に読み替え決算情報とし て調製され、特に、事業担当部局では、「資金収支計算書」の事業収支、さらに「行政コス ト計算書」における事業におけるフルコストの認識を得ている。 これらの決算情報を踏まえ、今後事業をどう発展させていくか、即ち、先の財務諸表に 準じた「予算づくり」、事業見積もり、計算予測が重要になるのではないか。 財務当局は、新年度の予算編成事務を始めるにあたり、予算要求書の書式について、事業構成（人件費・事業費・管理費）及び財源収入、費用コストの支出を明確に表記できる 書式を明らかにすべきでしょう。