漱石こころ、その精神(こころ)と文学 赤木昭夫 著 岩波新書
2020年11月アーカイブ
「学びの文化」醸成について
社会教育における教育的な陶冶(学習)、すなわち、 学習というののは、「人間が、意識・態度・行動等を変容させること、新しい知識・技術が獲得されること」として捉え、教育を「人間の十分な成長・発達を企図する、人間の意図的な営み」という、何らかの好ましい価値を媒介とした関係として把握・認識することが重要です。
習志野の社会教育活動、特に、学びの文化を醸し出す「公民館館活動の経過」
コロナで通常開催が困難になった第42 回全国公民館研究集会
第60 回関東甲信越静公民館研究大会千葉大会(兼第72 回千葉県公民館研究大会)の全体会が映像で配信されます。
2020年9月17日に船橋市西部公民館で収録されたものです。
大会テーマは「つなぐ~公民館の限りない可能性~」。
明日、11/19(木) 10時より下記URLからご覧いただけます。
〇全公連 YouTube
〇関東甲信越静公民館研究大会千葉大会HP
〇基調講演
講師:長澤成次氏(放送大学千葉学習センター所長/千葉大学名誉教授)
〇リレートーク
進行:長澤成次氏(放送大学千葉学習センター所長/千葉大学名誉教授)
発表者:〇中村愛氏(公益財団法人千葉市教育振興財団千葉市若松公民館)「子どもお菓子作りリーダー養成講座」
〇石井一彦氏(木更津市立富岡公民館館長)
「木更津市公民館実践交流集会」
〇寺田眞理子氏(船橋市生涯学習コーディネーター)
「地域をつなぐ~生涯学習コーディネーター」
〇福原規生氏(鋸南町立中央公民館館長)
「2019 年台風・豪雨災害被害」
〇小川礼子氏(特定非営利活動法人あいらんど理事長)
「浦安市当代島公民館『カフェ・デ・あいらんど』」
〇中村亮彦氏(千葉大会実行委員会事務局次長/君津市周西公民館)
「千葉県公連の活動と今後の公民館連絡協議会の役割」
読書メモ
(読書メモ)
最後に 、多くの死に直面したが
病気に勝利する市民、喝采
しかし、危ないペスト菌は死んでない →ホラー映画のよう
ペスト禍は不幸をもたらすが希望ももたらす → エンタメ的
観察文とはいえフィクション 、取材、記録文に対する深い考察がある
何を発見し、大切にすべきか、を提示している
人間はなかなか賢くならない。
不条理という言葉にあまり頼らない方がいい。理由は
「不条理」にカテゴライズしないで
特殊にジャンル化し、他人事になってしまう。
折角の素晴らしい読書体験が他人事になってしまう。
こうした姿勢から導き出されるのは、「新型コロナを自分の問題として引き受
け、他人に判断を委ねず、自分で考え、行動することです」
それは手を洗う、マスクをする、人混みを避ける、といった当たり前の行動
も含む。
「自分のできることを丁寧にする。それによってヒーローになるわけではない
が、コロナ時代に求められる行動規範だ」。
小説では、ベストは収束し、町は歓喜に湧く。
一方、カミュは「ペスト菌は決して死ぬことも消滅することもない」と記す。
新型コロナ感染の第二波、第三波が懸念される中、一人ひとりの誠実さが問
われている。
折角の素晴らしい読書体験が他人事になってしまわないように
実人生とリンクして実体験を深めたい。!!