2023年4月アーカイブ

SDGs時代のESG財務戦略について ダイヤモンド社

 基礎編(第1章~第3章)

 実践編(第4章~第8章)

 実践編では、ESG/SDGsの登場によって変わりつつある近年の株式市場や企業がとるべき戦略について解説メモ。


  通底する一つの大きなテーマは、財務戦略。

 日本では、一見して「コスト」としてとらえがちなESG/SDGsの取り組みを、

 どのような企業価値の増大、ひいては株価上昇につなげていくか。

 企業情報の開示や評価機関によるESGスコアリング、企業価値評価の議論まで踏み込み、

 自社のESG/SDGsへの取り組みが資本市場に最終的に評価されるヒントを探る。

 もうひとつのテーマは事業戦略です。

 資本市場に評価されるための道筋や、その実現に向けてどうすればよいのか

 ESG/SDGs経営の実践に事業戦略と財務戦略の視点を踏まえ、企業ミッションを再定義し、ミッションを実現する道筋を事業及び財務戦略を描く。


  ESG財務戦略.pdf


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さらに具体的に訊ねてみました。(1)

 

 JR津田沼駅南口に習志野文化ホールを核とした商業施設、業務施設、都市公園の再開発が予定されています。施設の老朽化によるもので、野村不動産(株)がデベロッパーとして、行政(習志野市)の要望する新たな文化ホールの再築の要請を受けて行うものです。旧文化ホールについては、野村不動産に対し「信託受益権」を擁し、現在、双方による再築協議が進められています。そこで、当該再開発における、特に文化ホールの再築について、従来の開発方式(民間によって建てられた施設を行政は購入(債務負担行為)し、所有し、公益法人に運営を委託、運営助成を行う開発でしたが、これからの開発は、先のESG/SDGs投資に依拠し、民間が建設、専門に運営する会社から、行政が一定期間の利用権を行使する、いわゆる施設リースによるサブスクリプション契約が、エンゲージメント協議が重要だと思います。AIさんとして、このようなプロジェクトをどう進めるか、教示いただけると幸いです。大体のパーパス、フロー、スケジュールなど、課題や戦略、財務パフォーマンス、情報開示など、よろしくお願いします。

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このようなプロジェクトを進める際には、以下のようなフローが考えられます。

  1. 基本計画の策定:まずは、行政とデベロッパーが協力して、基本計画を策定します。この計画には、施設の概要や再築にかかる予算、再築のスケジュールなどが含まれます。また、民間による建設・運営の場合は、リース契約に関する条件も含まれます。
  2. 民間事業者の選定:基本計画が策定されたら、民間事業者を選定します。この際には、建設や運営の実績や能力、ESG投資に対する取り組みなどが評価されます。
  3. 施設リース契約の締結:民間事業者との間で、一定期間の利用権を行使する施設リース契約が締結されます。この際には、リース料や施設の維持管理費用、運営方針などが取り決められます。
  4. 再築工事の実施:民間事業者によって、施設の再築工事が実施されます。この際には、ESG投資に基づいた環境負荷の低減や、バリアフリー化などの取り組みが行われます。
  5. 運営の開始:再築された施設が完成したら、民間事業者が運営を開始します。この際には、行政が運営を支援することがあります。
  6. プロジェクトの成功は、関係ステイクホルダーへの情報開示が重要です。エンゲージメントの樹立作成、人材活用。

このように、民間による建設・運営を行い、行政が一定期間の利用権を行使する施設リース契約によって、ESG投資に基づいた持続可能な開発が実現されます。ただし、課題や戦略、財務パフォーマンスについては、具体的な案件によって異なるため、一概には言えません。各フェーズにおいて、計画策定やリスク管理などを適切に行い、プロジェクトの成功につなげることが重要です。



社会をつなげる公民館へ  牧野 篤  講演

現代社会教育論メモ







第32回全国公民館セミナー(YouTubeオンデマンド開催) 新型コロナウイルスの感染拡大によって、通常での開催ではなく、YouTubeを通じたオンデマンドでの配信で実施しております。 なお、講義で使われている資料については、公益社団法人全国公民館連合会のホームページからダウンロードが可能です。https://kominkan.or.jp/02info01.html#...テーマ:新しい公民館のカタチ-コロナに負けない公民館活動- 主 催:公益社団法人全国公民館連合会 後 援:社会教育団体振興協議会 全国公民館振興市町村長連盟 他の講義も視聴可能ですので、ぜひご覧ください。https://kominkan.or.jp/02info01.html#...


ESGをめぐる新たな潮流   3-27  京大セミナー

 

ESG要素と財務パフォーマンス(メモノート)

 

・財務的な価値創造と、企業価値の向上(ファイナンスの視点)

・環境ファクターと財務パフォーマンスの関係(ESGの視点)

 欧米の実証研究

 近年のデータを用いた日本の実証研究

・人的資本投資(Sファクター)と財務パフォーマンスとの関係(ES Gの視点)

 日本のパイロットテスト

・企業との共同研究

 

SDGs  →   ESG投資へ

 

ESG要素 →      財務パフォーマンスの向上 →        ステークフォルダー仮説

 

経営・ファイナンス:伝統的→ ESGの時代

 

ブランド(非財務)の価値創造

 

ESGとサステナビリティ →   CGコード(コーポレイト・ガバナンスコード)

 

資本コストの検証

 

人的資本と財務価値

 

人的資本投資の財務インパクト:人的創造性・ROIIRR

 

ダイバーシティとパフォーマンスに関する注意 →   調整変数が必要

 

社会的取り組みと経済的価値の相関・因果関係

 

ESG経営指標を可視化するシュミュレーションモデルの構築

 

エンゲージメント/S要素/財務Pの関係性分析と課題

 

資本主義を成功させるために資本主義を批判する

 

ESG    →    社会的貢献

 

イノベーションは社会批判することで

 

大企業は大いに儲けよ →    利益の共有

 

 

分析データ サンプル数 →  不十分

財務データの制約(セグメント数)

 

エンゲージメントの調査 

情報のディスクロジャー

 

 

まとめ

 

・資本コストを意識し、資本コストを上回る資本利益率を上げると言う財務的な企業価値の向上に取り組んできた企業がESGを重視したサスティナビリティ経営に取り組む時代になった

・データ開示が進んだこともあり、ESGレーティングやESG要素と財務指標(企業価値の主要要素)との関係性を分析する研究が増加している。

・欧米の先行研究や日本のデータ分析は、ESGを経営統合することで、企業価値が向上する可能性を示している。

・人的資本と財務指標については、エンゲージメント調査を媒介変数にすることで、企業にとって納得感がある(ポジティブ)な関係が確認できる可能性がある。そのためには、データの収集、整理と言う準備が必要、良い機会なので、各企業が取り組むことを推奨。

ESG/従業員意識/財務指標 からなるESG経営の可視化が進んでいる。

 

 

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