ESGをめぐる新たな潮流 3-27
京大セミナー
ESG要素と財務パフォーマンス(メモノート)
・財務的な価値創造と、企業価値の向上(ファイナンスの視点)
・環境ファクターと財務パフォーマンスの関係(ESGの視点)、
欧米の実証研究
近年のデータを用いた日本の実証研究
・人的資本投資(Sファクター)と財務パフォーマンスとの関係(ES Gの視点)、
日本のパイロットテスト
・企業との共同研究
SDGs
→ ESG投資へ
ESG要素 → 財務パフォーマンスの向上 → ステークフォルダー仮説
経営・ファイナンス:伝統的→ ESGの時代
ブランド(非財務)の価値創造
ESGとサステナビリティ → CGコード(コーポレイト・ガバナンスコード)
資本コストの検証
人的資本と財務価値
人的資本投資の財務インパクト:人的創造性・ROI・IRR
ダイバーシティとパフォーマンスに関する注意 → 調整変数が必要
社会的取り組みと経済的価値の相関・因果関係
ESG経営指標を可視化するシュミュレーションモデルの構築
エンゲージメント/S要素/財務Pの関係性分析と課題
資本主義を成功させるために資本主義を批判する
ESG
→ 社会的貢献
イノベーションは社会批判することで
大企業は大いに儲けよ → 利益の共有
分析データ サンプル数 → 不十分
財務データの制約(セグメント数)
エンゲージメントの調査
情報のディスクロジャー
まとめ
・資本コストを意識し、資本コストを上回る資本利益率を上げると言う財務的な企業価値の向上に取り組んできた企業がESGを重視したサスティナビリティ経営に取り組む時代になった
・データ開示が進んだこともあり、ESGレーティングやESG要素と財務指標(企業価値の主要要素)との関係性を分析する研究が増加している。
・欧米の先行研究や日本のデータ分析は、ESGを経営統合することで、企業価値が向上する可能性を示している。
・人的資本と財務指標については、エンゲージメント調査を媒介変数にすることで、企業にとって納得感がある(ポジティブ)な関係が確認できる可能性がある。そのためには、データの収集、整理と言う準備が必要、良い機会なので、各企業が取り組むことを推奨。
・ESG/従業員意識/財務指標 からなるESG経営の可視化が進んでいる。