今年は、コロナ禍、外出自粛によって、漱石の最後の作品「明暗」を再読した。
実は、「明暗」を単独で読んでいたのではなく、後期三部作の最後の「心」、そして、「道草」と並行読書でした。
それぞれの梗概はある程度わかっていたので、混乱するどころか、これらはやはり、まとめて読むと、結構それぞれのテーマや、つながり、時代の変化、話題などに、漱石自身のドキュメント、リアりティが感じられます。
「道草」の読書メモも、一応、アップしておいた方がよいかな、と思いました。
今回のそれぞれの読書メモは、以前のメモを少し整理し、バージョンアップした感があります。